【ファーム】上林誠知が逆転のタイムリー! リチャードも2ランで福岡ソフトバンクが連勝

パ・リーグ インサイト

2021.4.10(土) 16:02

福岡ソフトバンクホークス・上林誠知選手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・上林誠知選手(C)パーソル パ・リーグTV

 4月10日、タマホームスタジアム筑後で行われた福岡ソフトバンクと広島のウエスタン・リーグ公式戦、第5回戦は8対5で福岡ソフトバンクが勝利した。

 福岡ソフトバンク打線は1回裏、1番・水谷瞬選手の強い打球が相手失策を誘い出塁。さらに死球で2死1、2塁と好機を得ると、失策の間に1点を先制する。しかし、先発・大竹耕太郎投手は直後の2回表、2死1、2塁から中神拓都選手、韮澤雄也選手、永井敦士選手に連続適時打を浴び、一挙4点を失って逆転を許してしまう。

 それでも打線は3回裏、上林誠知選手の二塁打などで2死2塁とし、三森大貴選手の適時打で1点を返す。続く4回裏にも柳町達選手の適時二塁打で1点差に詰め寄ると、なおも2死1、2塁と好機を拡大。上林選手の2点適時二塁打で一気に逆転に成功する。さらにリチャード選手に4号2ランが生まれ、7対4とリードを3点に広げた。

 5回裏にも水谷選手の適時打で1点を追加し、4点リードの7回表からは継投策へ。2イニングを板東湧梧投手が1安打5奪三振の好投でつなぎ、最終9回表は渡邉雄大投手が1死満塁のピンチを招くも、奥村政稔投手が最少失点に食い止め、8対5で試合終了。福岡ソフトバンクが広島に連勝を飾った。

 福岡ソフトバンクは、先発の大竹耕太郎投手が2回表に打ち込まれ4失点も、それ以外は安定した投球で6回6安打2四球4失点の内容。救援陣もリードを守り切った。打っては上林選手が逆転打含む2安打2打点の活躍。4番のリチャード選手も4号2ランを放ち、中盤にかけ8得点で逆転勝利を収めた。

  123456789 計
広 040000001 5
ソ 10151000X 8

広 高橋昂也-●高橋樹也-田中法彦-畝章真
ソ ○大竹耕太郎-板東湧梧-渡邉雄大

文・丹羽海凪

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