山本由伸が7回1失点の好投で2勝目をマーク。千葉ロッテはレアードに一発が出るも4月初黒星

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2021.4.8(木) 20:47

オリックス・山本由伸投手(C)パーソル パ・リーグTV
オリックス・山本由伸投手(C)パーソル パ・リーグTV

 4月8日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテとオリックスの第3回戦は、5対1でオリックスが勝利した。1敗1分で迎えたカード最終戦をオリックスがものにし、対戦成績を五分にして3連戦を終えた。

 先制したのはオリックス。初回、先頭・安達了一選手の二塁打、2番・佐野皓大選手のセーフティバントで無死1、3塁から、3番・吉田正尚選手の内野ゴロの間に1点を挙げる。2回表には、無死1塁から6番・杉本裕太郎選手がライトスタンドへ1号2ランを放ち、2点を追加。1点を返された3回表は、無死1、2塁から頓宮裕真選手に2点適時二塁打が生まれ、5対1とオリックスが試合を優位に進める。

 先発の山本由伸投手は、2回裏にレアード選手に2号ソロを浴び1点を失うものの、安定感のある投球は今試合も健在。走者を許しながらも要所を抑え、7回6安打8奪三振1四球1失点の好投で千葉ロッテに反撃を許さなかった。追加点を挙げたいオリックス打線だったが、4回以降は2安打にとどまるなどスコアが動かないまま試合は終盤へ。

 8回裏は2番手の富山凌雅投手にスイッチし、四球を許しながらも無安打に抑える。しかし勝利目前の9回表、漆原大晟投手が2つの四球と味方のエラーで2死満塁のピンチを招く。ここでオリックスは平野佳寿投手をマウンドへ。一発出れば同点の場面だったが最後は1番・荻野貴司選手を打ち取り、5対1のまま試合終了。

 勝利したオリックスは、序盤から打線がつながり主導権をつかんだ。先発の山本投手も隙を見せず、好調千葉ロッテ打線を見事にかわした。一方敗れた千葉ロッテは、前回登板でプロ初勝利を挙げた先発の本前郁也投手が5回8安打3奪三振3四球5失点と、オリックス打線につかまった。好調の打線もレアード選手の本塁打による1得点にとどまるなど、散発6安打。4月初黒星となった。

  123456789 計
オ 122000000 5
ロ 010000000 1

オ ○山本由伸-富山凌雅-漆原大晟-S平野佳寿
ロ ●本前郁也-佐々木千隼-河村説人

文・小野寺穂高

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