プロ初1軍昇格、即スタメンで出場すると、第3打席で嬉しいプロ初アーチ
■福岡ソフトバンク ー 埼玉西武(4日・PayPayドーム)
埼玉西武のドラフト1位ルーキー渡部健人内野手がプロ初先発でプロ初安打を初本塁打で飾った。4日に行われた福岡ソフトバンク戦。6回の第3打席でベテランの和田から左翼スタンド中段まで届く特大のプロ初アーチを放った。
前日3日に死球で左腓骨骨折を負った外崎に代わって、この日1軍初昇格となった渡部。いきなり「7番・指名打者」でプロ初スタメンを果たすと、記念すべき初本塁打は2打席連続三振のあとで迎えた6回の第3打席に飛び出した。
1ボールから和田の投じたカーブを捉えると打球は左翼スタンド中段まで届く大きな一発に。嬉しいプロ初本塁打を放った渡部はダイヤモンドを一周し、ベンチ前でチームメートとハイタッチを繰り返すと、最後は戦線を離脱している山川の代名詞である「どすこい」ポーズを披露し、喜びを表現していた。
渡部は球団を通じて「打ったのはカーブです。打った瞬間、入る手ごたえがありました。めちゃめちゃうれしいです」と表情を緩めた。「どすこい」ポーズについては「若林(同期で同級生)にやれって言われたので…」と笑顔で振り返っていた。
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