開幕から1か月でメジャーを賑わせた数字とは
投打にわたる二刀流の活躍で米球界を席巻しているエンゼルス大谷翔平投手。投手であれ打者であれ、試合に出れば何か記録が飛び出すという状況が続いている。そんな大谷を含め、開幕から1か月を過ぎたメジャーでは、この3、4月に様々な記録や驚きの数字が誕生した。MLB公式サイトでは「大荒れ4月の注目すべき数字10傑」と題した特集を組み、そこでメジャー序盤を賑わせた数字とともに大谷のレア記録も紹介されている。
大谷が持つ数々の“記録”の中から今回選ばれたのは「97」という数字。1人の選手が投手として勝利を記録した次の試合に打者として出場し、ホームランを放ったのは、1921年のベーブ・ルース以来97年ぶりの快挙だった。記事によれば、同じ月に25奪三振以上&4本塁打以上を記録したのは、ウェス・フェレル、ドン・ドライスデール、ファーギー・ジェンキンスに続き、史上4人目の出来事だという。この1か月でメジャーマニアも知らないような記録が数々飛び出したが、寸評では「オオタニの稀な役割は、今季レアな成績調査に活気をもたらすだろう」と、今後もまだまだレアな記録が掘り起こされるであろうことを予測した。
この他、この1か月に生まれた注目すべき数字としては以下のものが挙げられている。
○23.9%
グレゴリウス(ヤンキース)が打席で本塁打を打つか四球を選ぶ割合(10本塁打、18四球)
○9シリーズ
ダイヤモンドバックスが開幕以来連続勝ち越ししたシリーズ数
○22長打
アルビーズ(ブレーブス)が打った長打の数
○1.05
3、4月にメジャー全体で記録された三振数:安打数。三振数が安打数を上回った月は史上初。
○36四球
ハーパー(ナショナルズ)の四球数
○5.3%
トラウト(エンゼルス)の空振り率
○14試合
今季6回終了までノーヒットもしくはパーフェクトだった試合数
○0.84
クエト(ジャイアンツ)の防御率
○58.5%
ヘーダー(ブルワーズ)の奪三振率
記事提供: