11月27日、沖縄セルラースタジアム那覇では、「第2回ゼビオドリームカップ2016」が開催。その模様はインターネット配信サービス「パ・リーグTV」や、ゼビオドリームカップ特設サイト内でもライブ配信が行われ、視聴者へダイレクトに届けられた。
そもそも「第2回ゼビオドリームカップ2016」とは、国内最大級のアマチュア軟式野球大会であり、クラブチームから草野球チームまで今大会だけでも総勢2万人の軟式野球のプレーヤーたちが頂点を目指した全国大会である。
パ・リーグTVを運営するパシフィックリーグマーケティング(以下PLM)の辻彰徳氏は、今回のパ・リーグTVでのライブ配信が行われることになったきっかけについて「PLMは新しいファンを増やすことをミッションとしていますが、これまでは実際に野球をプレーしている人たちに直接アプローチする取り組みがありませんでした。そこで今回のプレーヤー規模200万人と言われている軟式野球組織にアプローチするべく、国内最大級の『ゼビオドリームカップ』のライブ配信をさせていただくことになりました」とコメントした。
また、今回の配信について「パ・リーグTVさんで配信が行われるということで、大会の価値が大きく向上することになりました」と主催者のクロススポーツマーケティング株式会社 アクティベーションチームの篠宮尚徳氏と株式会社TBSラジオ営業統括局事業部・鈴木君典氏は口をそろえてこのように語った。
さらに、篠宮氏は「今回の配信をきっかけに、軟式野球のプレーヤー人口が増加し、参加者がもっと増えることで次回の大会が盛り上がれば」と続けたが、今回の配信により、プロ野球の試合を見るだけでなく実際にプレーがしたいと感じていた人々への良いアピールとなったことは間違いないだろう。
前出のPLM辻氏は「主催者の方を通してプレーヤーからパ・リーグTVでアップされた試合の映像をとても楽しみにしているとのうれしいお言葉を頂きました。今後もスポーツ界全体で手を取り合って継続的に新しい取り組みにチャレンジし、業界を盛り上げていければと思っております」と、これからのパ・リーグTVでの発展について語ってくれた。
次から次へと打ち出されるパ・リーグTVの他競技との新たな取り組み。今後、パ・リーグTVで当たり前のように他の競技が配信されているという状況となることも、そう遠くはないのかもしれない。
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