ブーン監督が二刀流右腕の状態気遣う「深刻ではないといいね」
エンゼルスの大谷翔平が28日(日本時間29日)の本拠地ヤンキース戦でスタメンを外れた。前日の試合で4号ソロ本塁打を放った後に左足首を捻挫。マイク・ソーシア監督は先発での起用を見送った。これに関し、ヤンキースのアーロン・ブーン監督は「昨日のあのスイングを見た後ではガッカリしてないよ」と冗談交じりに話した。
大谷はヤンキースとの初対決となった27日(同28日)の一戦で相手の主戦投手セベリーノを見事に攻略。それまで今季1被弾しかしていなかった剛腕から圧巻のライナー弾を放ち、エンゼルスに先制点をもたらした。試合後、「グレートなスイングだったと思う」と素直に称賛していた敵将はこの日の試合前、残りのシリーズを大谷が欠場する可能性について問われると、「昨日のあのスイングを見た後ではガッカリしてないよ」と冗談交じりにコメント。続けて「彼のようにポジティブな意味で周囲からの注目を集める選手はそうそうお目にかかることができない。そういった選手の怪我などは誰も望んでいないだろう。昨日のスイングはとても印象的だった。(怪我が)深刻ではないといいね」と状態を気遣っていた。
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