【MLB】前鷹ムーア、フィリーズ入団で日本に感謝 「自信を積み重ねることができた」

Full-Count

2021.2.4(木) 18:10

昨季はソフトバンクに所属したマット・ムーア※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)
昨季はソフトバンクに所属したマット・ムーア※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)

昨季はソフトバンクで13試合に登板し6勝3敗、防御率2.65をマーク

 フィリーズは3日(日本時間4日)、昨季までソフトバンクでプレーしたマット・ムーア投手の獲得を正式に発表した。2年ぶりにメジャー復帰を果たしたムーアは「これほどまで春季キャンプが待ちきれないのは久しぶりのこと。次の数週間が楽しみだよ」と語った。

 2020年はソフトバンクでプレー。13試合登板で6勝3敗、防御率2.65をマークし、日本シリーズでも第3戦に登板して7回をパーフェクトに抑える好投を見せ、チームの4年連続日本一に貢献。フィリーズから1年間通して投げ抜く姿を評価され1年300万ドル(約3億1400万円)+出来高で再びメジャーの舞台に戻ってきた。

 正式にフィリーズへの入団が発表されたムーアは「この球団は間違いなく準備が整っている。この機会が巡ってきてくれたこと、そして僕自身が健康で(メジャーで投げられる)力があるというのが嬉しいんだ。これほどまで春季キャンプが待ちきれないのは久しぶりのこと。次の数週間が楽しみだよ」と、再びメジャーの舞台でプレーする機会を得た喜びを隠さなかった。

 メジャー復帰の足掛かりとなった日本挑戦についても「チーム、同僚、通訳の人については言葉でいい尽くせないよ。再びたくさんのイニングを投げられるように、向こう(日本)に行って健康であることを証明しようとすることは理にかなっていたと思う。自信を積み重ねることができた」として、ソフトバンクでプレーした経験が自身の大きな糧になったことに感謝を表した。

 デーブ・ドンブロウスキー編成部長は「マットの名前は他の投手と比較する面でも、非常に早い段階から名前が挙がっていた。保証があるわけではないが、我々はマットに先発投手の一人として期待している」と評価。スプリングトレーニングで先発ローテーションの枠をかけた競争に挑むことになりそうだ。

(Full-Count編集部)

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