ホークス新人の高橋礼はプロ初先発で白星ならず
北海道日本ハムが中田翔内野手の5打点の活躍で快勝し、カード勝ち越しを決めた。22日、本拠地の札幌ドームで行われた福岡ソフトバンク戦。この日29歳の誕生日を迎えた中田が6号3ランを含む2安打5打点と大暴れし、チームも大勝した。
初回、西川と杉谷の連打、近藤の四球で作った無死満塁のチャンスで打席に立った中田。この日がプロ初登板初先発となった福岡ソフトバンクのドラフト2位ルーキー高橋礼から中犠飛を放って、まず先制点を叩き出した。
3回には1死一塁で打席に入ると、再びサブマリンの高橋礼のボールを捉えて、中堅フェンス直撃の適時二塁打。5回1死一、二塁での第3打席では、代わったばかりの3番手・田中正義から左中間スタンドへと消える6号3ランを放った。見事なバースデー弾で2安打1本塁打5打点とし、チームもリードを広げた。
北海道日本ハムは、6回にも西川が2号3ランを放って大量リード。先発の加藤は鷹打線を6回4安打2失点に抑えて今季初勝利をマークした。
福岡ソフトバンクはプロ初登板初先発となった高橋礼が4回3失点。2番手の飯田が2四死球で3失点、3番手の田中も4失点とリードを広げられた。当初は右ひじ周辺の張りで離脱中の千賀滉大の先発も見込まれたが間に合わず。ルーキーのサブマリン右腕に先発を託したが、プロ初勝利とはならなかった。
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