カード最終戦は11得点で締め。埼玉西武が3戦合計大量29得点と、首位チームの力を存分に発揮

パ・リーグ インサイト

2018.4.22(日) 16:27

埼玉西武ライオンズ・森友哉選手(C)PLM
埼玉西武ライオンズ・森友哉選手(C)PLM

メットライフドームで行われた埼玉西武と千葉ロッテのカード3戦目。初戦、2戦目はともに埼玉西武打線が9得点と爆発して勝利した。勢いに乗る首位の埼玉西武に、千葉ロッテは一矢報いたい。

同一カード3連勝を狙う埼玉西武は、過去2試合と同様に打線が爆発する。初回に秋山選手が初球を左前に弾き返して出塁すると、2番・源田選手の初球で2盗に成功。わずか2球で好機を作ると、源田選手が放ったゴロを千葉ロッテの井上選手が後ろへ逸らした間に、秋山選手が生還する。幸先よく先制した埼玉西武は、続く浅村選手が「打った瞬間は入るとは思わなかった」という本人も驚きの2ランホームランを叩き込む。

2回には今季初スタメンの岡田選手が二塁打でチャンスメークすると、1死から秋山選手が四球を選ぶ。再び走者がたまったところで次打者の源田選手が放った打球は中堅の前へ落ち、弾んだボールを千葉ロッテの荻野貴選手が捕球できず、走者2人が生還する。

序盤の猛攻で試合の流れを一気に引き寄せた埼玉西武だが、その後も勢いは止まらない。4回に秋山選手が死球で出塁し、源田選手がまたも千葉ロッテ・井上選手の失策で出塁する。1死となり、仕上げは4番の山川選手だった。甘く入った変化球をライナーで左翼席に叩き込むパワーを魅せつけ、スコアは8対0とワンサイドに。5回にも源田選手のタイムリー二塁打など、4本の長単打を集めて3点を加えた。

対する千葉ロッテは5回に犠牲フライで、6回には鈴木選手のタイムリー3ベースで1点ずつを返し、7回には5本の単打を集めて3点を返す。4回まで無安打に封じられた埼玉西武の先発・高木勇投手から2点を奪うなど意地は見せたが、味方投手陣の大量失点が響き追い付くことはできなかった。

埼玉西武はこのカード、3試合合計29得点を叩き出してスウィープ。打線が猛威を振るい、リーグ首位を行く力と勢いを見せ付けた。

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