10月28日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと北海道日本ハムの第19回戦は、1対0で北海道日本ハムが勝利。投げてはバーヘイゲン投手が来日初完封、打っては女房役の宇佐見真吾選手が決勝打を放ち、緊迫した投手戦を制した。
オリックス・増井浩俊投手、北海道日本ハム・バーヘイゲン投手の両先発が上々の立ち上がりを見せ、スコアボードに0が並んだ今試合。走者を出しながらも得点は許さず、両投手の奮闘が目立った。
オリックスは6回表、2死1、2塁のピンチを招いたところで増井投手が降板。しかし、ここは2番手・比嘉幹貴投手が見事な火消しを見せると、7回表を漆原大晟投手、8回表をヒギンス投手が無失点でつないだ。
対する北海道日本ハムは、バーヘイゲン投手が8回まで2安打11奪三振無失点の圧巻の投球を見せると、最終回に打線がつながった。
オリックスの守護神・ディクソン投手に対し、2四球などで2死1、2塁の好機を演出すると、宇佐見真吾選手が打席へ。甘く入った球を捉えた打球は三遊間を抜け、均衡を破る貴重な左前適時打となった。続く9回裏もバーヘイゲンがマウンドへ上がると、きっちり3者凡退に抑えて試合終了。9回2安打無四死球13奪三振無失点とこれ以上ない内容で、来日初となる完封勝利を挙げた。
一方のオリックスは、先発の増井投手が5.2回2安打3四死球無失点の好投、救援陣も粘投を見せたが勝利にはつながらず。打線はわずか2安打に終わった。
123456789 計
日 000000001 1
オ 000000000 0
日 ○バーヘイゲン
オ 増井浩俊-比嘉幹貴-漆原大晟-ヒギンス-●ディクソン
文・北嶋楓香
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