北海道日本ハムと福岡ソフトバンクは日曜の戦績が対照的。勝ち越しを決めるのは?

パ・リーグ インサイト

2018.4.22(日) 09:30

22日、札幌ドームで行われる北海道日本ハムと福岡ソフトバンクの3連戦最終戦。21日の試合では、柳田選手のサイクル安打など、17安打10得点と打線が機能した福岡ソフトバンクが快勝し、今カードはここまで1勝1敗となっている。両チームともに勝ち越しを狙うこの試合、見どころを見ていこう。

【今季対戦成績】
北海道日本ハム→2勝3敗0分、福岡ソフトバンク→3勝2敗0分
【昨季対戦成績】
北海道日本ハム→8勝、福岡ソフトバンク→17勝

何といっても22日の注目は、福岡ソフトバンクの予告先発・高橋礼投手だ。ドラフト2位で入団した下手投げ右腕は、開幕をファームで迎えたものの、4月10日に一軍昇格を果たし、ここまで一軍帯同を続けてきた。

二軍では2試合で合計4イニングスを投げているものの、いずれも救援での登板。正真正銘「プロ初」となる先発で、サブマリンがどのような投球を見せるか期待したい。

対して、21日の試合で10失点を喫した北海道日本ハムは、22日には加藤投手が先発のマウンドに上がる。昨季は福岡ソフトバンクに対して1勝無敗、防御率3.57とまずまずの相性を見せた加藤投手。今季未勝利の左腕の粘りの投球が、勝利へのカギになりそうだ。

また、今季日曜日は負けなしの福岡ソフトバンク。週末の好調を支えているのが1番に座る本多選手だ。ここまで日曜日に開催された3試合で6安打4得点、打率.462を記録し、リードオフマンとしてチームをけん引している。22日の試合でも、勝利を呼び込む切り込み隊長の活躍は見られるだろうか。

一方の北海道日本ハムは、対照的に未だ日曜日に勝てていない。打線においては、ここまで中田選手に次いでチーム2位の4本塁打を放つなど成長著しい4年目・清水選手が3試合全てにスタメン出場しながらも、7打数1安打と苦しんでいる。バッテリーを組むことが予想される加藤投手を助けるためにも、女房役の発奮が求められる。

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