福岡ソフトバンクは和田毅でリーグ優勝を決められるか。千葉ロッテとの直接対決の見どころ

パ・リーグ インサイト

2020.10.27(火) 07:23

福岡ソフトバンクホークス・和田毅投手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・和田毅投手(C)パーソル パ・リーグTV

 10月27日の18時から、福岡PayPayドームで福岡ソフトバンクと千葉ロッテの第19回戦が行われる。福岡ソフトバンクのマジックはわずか「2」。この試合で3年ぶりのリーグ優勝を決めるか、それとも千葉ロッテが優勝を阻止するか。

【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク→6勝11敗1分
千葉ロッテ→11勝6敗1分

【福岡ソフトバンク】和田毅投手 15試合7勝1敗 79.2回 67奪三振、防御率3.16
【千葉ロッテ】石川歩投手 18試合7勝4敗 119.2回 70奪三振、防御率3.99

 福岡ソフトバンク先発の和田投手は、直近の戦いぶりを見る限り味方の反撃を待つ耐える投球が続いているが、今季の千葉ロッテとは相性が良く、2試合に登板し1失点と抑えている。2002年ドラフト自由枠でダイエーに入団したベテラン左腕は、どう試合を組み立てていくか。さらに、柳田悠岐投手の打撃にも注目。本拠地での打率は.378と、ファンの声援を力に変えるタイプと言えよう。優勝を待ち望むファンの前で今日も“アンビリーバブル”な打撃を見せることができるか。

 対するは、今月3度登板するものの勝ち星がない石川投手。だが、いずれの試合も自責は3点以下で四球は少なく、そのどっしりとした“安定感”は健在だ。大一番でのマウンドとなるが、首脳陣からの信頼を胸に、度胸ある投球を見せてほしい。打線では、対ソフトバンク戦で打率.377と相性の良い中村奨吾選手の活躍に期待。25日のオリックス戦で5打数3安打と猛打を振るった勢いそのままに、福岡に乗り込みたい。

文・海老原 悠

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