「6番・DH」出場、野手スタメン9戦目で早くも4度目マルチ、エンゼルスは首位陥落
エンゼルスの大谷翔平が20日(日本時間21日)、本拠地ジャイアンツ戦で2試合連続「6番・DH」でスタメン出場し、今季4度目のマルチ安打を放った。しかし、チームは1-8と完敗。エンゼルスは4連敗で首位陥落となった。
前日のレッドソックス戦で初めて6番に抜擢された大谷は4打数無安打3三振に終わり、野手スタメン試合の連続安打は7で途切れた。そして迎えたこの日は2試合連続で6番に起用されると、1点ビハインドの2回の第1打席でいきなり快音を残す。
2死走者なしの場面で相手先発右腕サマージャの2球目は大谷の肩付近を通過し、本拠地からは大ブーイング。直後の3球目を一塁線に痛烈にはじき返すも惜しくもファウルに。しかし、1-2からの4球目を完ぺきに捉えると、鮮やかにセンター前にはじき返した。これがチーム初ヒットとなり、本拠地から大歓声が沸き起こった。
同じく1点を追う4回2死走者なしの第2打席では左飛、リードを7点に広げられて迎えた6回2死走者なしの第3打席では救援右腕モロンタの前に再び左飛に倒れたが、9回先頭の第4打席では左腕オーシックから右前安打を記録。これで野手スタメン9試合で4度目のマルチ安打となった。
しかしエンゼルスは先発のヒーニーが5回途中で3被弾を浴びるなど、6安打7失点と炎上。打線も計5安打に終わり、トラウトのソロ弾の1得点のみで敗れた。
大谷は4打数2安打で打率.342となっている。
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