10月15日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと楽天イーグルスの第21回戦は、6対0で楽天イーグルスが勝利しカード勝ち越しを決めた。
楽天は2回表、千葉ロッテの先発・小島和哉投手に対して、5番・ロメロ選手、6番・田中和基選手の安打などで2死満塁の好機を演出すると、1番・小深田大翔選手と2番・鈴木大地選手の連続適時打で序盤から4点のリードを得る。打った小深田選手は「インコースのボールにつまりましたけど、しっかり最後まで振りきれました。先制できてよかったです。」と笑顔で振り返った。
さらに6回表には、1死2、3塁の場面で7番・銀次選手のスクイズに敵失が絡み2点を追加するなど、リードを6点に広げる。頼もしい援護を受けた楽天の先発・岸孝之投手
は、緩急つけた投球で千葉ロッテ打線を翻ろう。8回まで背負った走者は3人のみと好調を維持しながら最終9回裏のマウンドに上がると、3者凡退に打ち取り試合終了。
勝利した楽天は先発・岸投手が、9回115球2安打13奪三振1四球無失点の完璧な投球で、2018年以来となる通算17度目の完封勝利を飾った。打線ではロメロ選手が猛打賞をマークし、勝利に貢献した。
一方敗れた千葉ロッテは岸投手の前にわずか2安打と打線が沈黙。先発の小島投手は7回107球9安打7奪三振6失点(自責点5)と試合を作れず。なお8月27日以来の登板となった2番手・フローレス投手は2回を1安打無失点に抑える好投を見せた。
123456789 計
楽 040002000 6
ロ 000000000 0
楽 ○岸孝之
ロ ●小島和哉-フローレス
文・下村琴葉
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