マルティネスが8回1失点で2勝目。北海道日本ハムが手に汗握る接戦を制す

パ・リーグ インサイト

2018.4.20(金) 21:19

札幌ドームで行われた北海道日本ハムと福岡ソフトバンクのカード初戦。北海道日本ハムの先発はマルティネス投手だ。ここまで1勝2敗と黒星が先行しているが、防御率は1.96と抜群の安定感。今日もこれまで通りの好投を見せて、カード初戦の勝利に貢献できるか。

対する福岡ソフトバンクの先発は武田投手。前回登板では、7回途中3失点で降板して今季初勝利とはならなかった。離脱者続出で苦しむ福岡ソフトバンク。今季初勝利で明るい話題をもたらしたい。

先に攻勢に出たのは北海道日本ハムだった。3回裏、2死から1番・大田選手が高めに浮いた変化球を捉えると、打球はそのまま左翼席に突き刺さる先制の2号ソロとなる。今日は1番に座った大田選手が、バットで早速結果を残した。

援護をもらったマルティネス投手は、持ち味の抜群の制球力を生かして、福岡ソフトバンク打線を4回まで無得点に抑える好投。打線も、4回裏に4番・中田選手の二塁打と5番・アルシア選手の四球、6番・レアード選手の安打で1死満塁と絶好機を演出すると、7番・横尾選手が犠飛を放ち、2対0とリードを広げた。

このままで終われない福岡ソフトバンクは、終盤に反撃する。8回表、1番・川島選手が真ん中に入った変化球を完璧に捉えた。高々と上がった打球は、左翼席に飛び込む2号ソロ。スーパーサブの一発で、福岡ソフトバンクが1対2の1点差に詰め寄った。

しかし、反撃もここまで。1点リード、最終回のマウンドには守護神・石川直投手が上がり、福岡ソフトバンク打線を無得点に抑える。引き締まった展開を見せた試合は、最後までリードを守り切った北海道日本ハムが2対1で勝利した。

先発・マルティネス投手が8回1失点の好投を見せ、試合の主導権を渡さなかった北海道日本ハム。敗れた福岡ソフトバンクは、打線が最後まで攻勢を仕掛けることができなかった。

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