走者いる場面で凡退、「つないだらワンチャンスあったんじゃないかなと思う」
エンゼルスの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)の本拠地レッドソックス戦に初めて「6番・DH」でスタメン出場したが、4打数無安打3三振に終わった。
エンゼルスも2-8で敗れ、3連敗。試合後、大谷は好機で凡退したことについて「何とかフォアボールでもいいし、ヒットじゃなくてもいいから、そこでつないだらワンチャンスあったんじゃないかなと思う」と反省を口にした。
ここまで8番、7番で起用されてきた大谷は、この日初めて6番に抜擢。しかしその期待には応えられなかった。
1点を追う2回1死一塁の第1打席ではカウント1-1から左腕ロドリゲスの直球を捉えたが、遊撃手が二塁ベースの後方に位置するシフトに阻まれ、遊ゴロに。4回1死一塁の第2打席では内角へのチェンジアップに空振り三振。
6回1死一塁の第3打席でもロドリゲスのチェンジアップに対応できず、2打席連続空振り三振に終わった。さらに6点を追う9回にも打席に立ったが、救援右腕ケリーの前に空振り三振。4打数無安打3三振で打率.324となった。
試合後、大谷は「前のバッターのシモンズ選手が四球も選んでいたし、いい出塁の後につなげなかった。大量得点になるチャンスだった。何とかフォアボールでもいいし、ヒットじゃなくてもいいから、そこでつないだらワンチャンスあったんじゃないかなと思う」と反省。
チェンジアップに対応できなかったことについては「特に苦手意識はないけど、攻め方自体が今までと違った。傾向もまた自分でいろいろと考えながら。チェンジアップ自体も素晴らしいボールだったと思う。打席の中で考えながらいかないと難しいと感じた」と語った。
またレッドソックス戦での3連敗に「僕のピッチングから始まってこういう負け方をしている。素晴らしいチームであることは誰しもが知っていると思うし、実際にやってみて改めていいチーム、素晴らしいチームだと思った」と話し、「それは今までやってきたチームと変わらないですし、そこに負けないように毎日毎日練習しながらやりたい」と気持ちを切り替えていた。
一方、右手中指にできたマメに関しては大きな問題はなさそうで「いつも通りのブルペンの予定でいるつもり。順調に回復すれば十分いつも通り投げられると思う。バッティングと並行してしっかりケアしていつも通りやりたい」と話していた。
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