鷹、2連勝で千葉ロッテと2G差に 川島慶三のプロ初4番起用に工藤公康監督「平石コーチの方から…」

Full-Count 福谷佑介

2020.10.2(金) 22:16

福岡ソフトバンク・工藤公康監督※写真提供:Full-Count(写真:藤浦一都)
福岡ソフトバンク・工藤公康監督※写真提供:Full-Count(写真:藤浦一都)

プロ15年目で初の4番に座った川島が先制の適時打

■福岡ソフトバンク 7-5 北海道日本ハム(2日・PayPayドーム)

 福岡ソフトバンクは2日、本拠地PayPayドームで行われた北海道日本ハム戦に7-5で競り勝ち、2連勝を飾った。プロ15年目で初の4番に座った川島慶三内野手が先制の適時打を放つなど2安打と活躍。2位の千葉ロッテが敗れたため、その差を2ゲームに広げた。

 初回、先頭の周東が左前安打で出塁。2死二塁の状況で川島に打席が回ってきた。北海道日本ハム先発の上原から三遊間を破る左前安打。俊足の周東が一気に生還して先制点を奪った。3回に柳田の適時打で1点を追加すると、川島が四球で繋ぎ、中村晃の犠飛で1点を加えた。

 一度は逆転されて迎えた4回には松田宣が21試合ぶりの一発となる逆転の8号2ランを放ち、柳田、中村晃の適時打で4点を奪ってリードを一気に広げた。先発のムーアは6回4失点で4勝目。7回以降は高橋礼、モイネロ、森の方程式で逃げ切った。

 大事な3連戦の初戦をモノにした試合後、工藤公康監督は4番に川島を起用した意図について「打撃コーチの意向もありました。面白いな、と。チャンスメークで行ってもらうのがいいか、決めてもらうのがいいか、と。私の中では5番か6番と考えていたんですが、平石コーチの方から4番でどうですか、と」と、平石洋介野手総合コーチらコーチ陣の提案だったと明かした。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

記事提供:Full-Count

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