藤平尚真が今季初勝利。ウィーラーの初適時打などで福岡ソフトバンクの連勝止める

パ・リーグ インサイト

2018.4.19(木) 20:54

サファテ投手や岩嵜投手、中村晃選手など主力選手の故障離脱が相次ぐ中、現在5連勝と調子を上げてきた福岡ソフトバンク。6連勝を懸けた一戦の先発は石川投手だ。前回登板では7回無失点で今季初白星を挙げた。チームの勢いそのままに2勝目を目指す。

対する楽天はここまで4勝12敗と苦しんでいる。今日は島内選手を4番、ペゲーロ選手を8番に置くなど打線を大幅に組み換えた。この試みがどのような結果をもたらすのか。

初回は両先発が先頭に四球を出すものの、ともに無失点に抑える。試合が動いたのは2回表、楽天の攻撃だった。1死から6番・アマダ―選手が甘く入った変化球を捉えて、左翼テラス席へと運ぶ第3号ソロを放つ。主砲の2試合連続となる一発で、楽天が先制に成功した。

さらに楽天は4回表、先頭の銀次選手が右翼席中段へと飛び込む第1号ソロ。一発攻勢で追加点を挙げてスコアを2対0とし、試合は中盤に突入していく。

その後は両先発が両打線を抑え、試合はこう着状態となる。再び試合を動かしたのはまたも楽天だった。2点リードの9回表、1死から4番・島内選手が四球と盗塁でチャンスメイク。1死2塁の場面を作ると、5番・ウィーラー選手が今季初適時打。3対0とリードを広げ、9回裏には松井投手が登板。1点を失うものの、わずかなリードを守り切って締めた。

試合は楽天が3対1で福岡ソフトバンクに勝利。先発の藤平投手は4回まで福岡ソフトバンクを無安打に抑える快投を見せ、7回2安打8奪三振無失点で今季初勝利を挙げた。一方、連勝が5で止まった福岡ソフトバンクは、先発の石川投手が9回途中3失点と粘りの投球を見せたが、打線が最後まで援護することができなかった。

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