故障者続出の福岡ソフトバンク、6連勝なるか。楽天が3連敗阻止か。

パ・リーグ インサイト

2018.4.19(木) 09:30

4月19日、ヤフオクドームでは福岡ソフトバンクと楽天のカード最終戦が戦われる。18日の試合は、先発のバンデンハーク投手が7回2失点、女房役の甲斐選手が先制打と、福岡ソフトバンクバッテリーが躍動。1点差まで詰められるも、今季初の5連勝を飾った。

福岡ソフトバンクが6連勝を決めるのか、それともなかなか波に乗れない楽天がこの3連戦で初の勝利を挙げるのか。18日の試合の見どころを見ていこう。

【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク→4勝1敗0分、楽天→1勝4敗0分
【昨季対戦成績】
福岡ソフトバンク→13勝、楽天→12勝

19日、福岡ソフトバンクの先発は石川投手だ。今季は中継ぎとして開幕を迎えたが、チーム事情により4月12日の北海道日本ハム戦で今季初先発。初回に3者連続三振を奪うなど好調に滑り出すと、7回無失点で今季初勝利を飾った。献身的にチームに尽くす右腕は、代名詞のパワーカーブで鷹の6連勝を導けるだろうか。

また、中村晃選手とサファテ投手が故障で登録抹消。18日の試合では内川選手までもが死球で負傷交代している。しかし一方で、福田選手が17日に代打本塁打を放ち、明石選手も戦線に復帰してスタメン出場を果たした。レギュラー未満の鷹戦士にとっては、突如巡ってきたチャンスであることは確か。離脱した主力の穴を誰が埋めるのか、注目だ。

対する楽天の19日の先発は藤平投手。今季いまだ未勝利で、与四球の多さが課題として挙げられるが、防御率は2.38と安定している。プロ初対戦となる鷹打線に対し、持ち味を存分に発揮できるか。現在シーズン4勝と苦しむチームを上昇気流へ乗せたい。

楽天打線においては、元・鷹戦士の山下選手に注目したい。18日は移籍後初スタメンを勝ち取ると、打撃ではチーム唯一となるマルチ安打を記録。なかなか状態が上向かない打線の中で1人気を吐いた。19日も攻守にわたる活躍を見せ、チームに勝利をもたらせるだろうか。

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