8月28日の18時から京セラドーム大阪でオリックスと千葉ロッテの第13回戦が行われる。福岡ソフトバンクを相手に3連敗を喫したオリックスと、前日15失点の末、1安打完封負けとなった千葉ロッテの対戦となる。嫌な流れを払拭できるのはどちらのチームだろうか。

【今季対戦成績】
オリックス→1勝10敗1分
千葉ロッテ→10勝1敗1分

【オリックス】山崎福也投手 8試合2勝2敗 45.1回 29奪三振、防御率3.97
【千葉ロッテ】石川歩投手 10試合4勝2敗 64.2回 38奪三振、防御率4.18

　オリックスの先発は山崎福也投手が務める。前回登板の埼玉西武戦では白星こそつかなかったものの、7回1失点と強力打線を抑え込んだ。千葉ロッテ戦は6日に登板し、6回無失点の投球で勝ち星を挙げた。28日はその登板以来となる今季3勝目をかけたマウンドとなる。打線ではジョーンズ選手に注目したい。前日の試合で2安打を放ったジョーンズ選手は中嶋聡監督代行の新体制下では18打数7安打、打率.388と真価を発揮し始めている。この試合でもそのバットから快音を聞くことができるだろうか。

　千葉ロッテの先発は石川歩投手だ。自身4連勝中で、オリックス戦は今季2戦2勝と良いデータが並んでいる。28日もエースとして期待通りの働きを見せることができるか注目したい。打線の注目は井上晴哉選手。今季オリックス戦は37打数14安打、打率.378と球団別では最も相性が良い。また左投手からは打率.361と高い成績を残しており、28日も相手左腕の攻略に期待が高まる。

文・山下虎太郎

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