米テレビ番組で特集「彼は違う2つのポジションでロースター入りすることはできる?」
エンゼルスの大谷翔平投手は今季メジャーデビュー直後から大活躍を続けている。投げては2戦2勝、13イニングで18奪三振、防御率2.08、打者としても8試合で打率.367、11打点、3本塁打、OPS(出塁率+長打率)1.191という驚異的な成績だ。大谷フィーバーで盛り上がる米メディアは、7月17日(日本時間18日、ナショナルズ・パーク)に行われるオールスターに二刀流で出場することも「可能」と前代未聞の偉業の可能性に言及している。
開幕直後のメジャーで最大の話題となっているのは「ベーブ・ルースの再来」と呼ばれる大谷だ。投打でメジャートップ級の高成績を叩き出している中、ナショナルズの本拠地ワシントンで行われるオールスターに二刀流での登場は可能なのか、というロマン溢れるテーマに切り込んだのは地元テレビ局「NBC」のテレビ・ラジオ番組「ダン・パトリック・ショー」だった。
米メジャースポーツをテーマとする人気番組で、元ESPNの司会者ダン・パトリック氏は17日(日本時間18日)のレッドソックス戦でメジャー3度目の先発のマウンドに上がる大谷について話し始めた。
エンゼルス番の地元記者は「二刀流は理に適っている」「間違いなくDHで入るべき」
「オールスターのファン投票の結果が発表されるとき、オオタニの名前がそこに載っているでしょう。私はホームランダービーにも出てほしいのですが、彼は違う2つのポジションでロースター入りすることはできるのでしょうか? そこに興味を惹かれます」
こう語ったパトリック氏。ファン投票で野手として選出され、監督推薦で投手として同時選出される可能性もあると指摘した上で、ホームランダービー登場も切望。球宴で“三刀流"の活躍を望んでいる。
そして、番組内では地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」のエンゼルス番記者、ジェフ・フレッチャー氏と電話インタビューをスタートさせた。
「(二刀流選出は)理にかなっていると思います。間違いなくDHで入るべきですね。なので、そのような(野手として票による選出、投手では監督推薦による選出)形で話が進んでいくことになるだろうと読んでいます。なので、イエスです」
番記者は球宴での二刀流起用論に「イエス」と賛同していた。ベーブ・ルース2世と期待される男は全世界注目のナショナルズ・パークの舞台で投打に輝きを放つのだろうか。
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