8月20日の18時から京セラドーム大阪でオリックスと埼玉西武の第9回戦が行われる。19日の試合では埼玉西武が4対3の接戦を制し連勝。連勝を伸ばしたい埼玉西武と、連敗を止めたいオリックスがぶつかり合う。短いイニングで投手が変わっていくと予想されるこの試合、両軍投手陣の継投に注目だ。

【今季対戦成績】
オリックス→3勝4敗1分
埼玉西武→4勝3敗1分

【オリックス】吉田一将投手 16試合1勝0敗 22.1回 21奪三振、防御率3.63
【埼玉西武】平井克典投手 23試合4勝2敗 22.2回 18奪三振、防御率4.76

　オリックス・吉田一将投手が今季2度目の先発を任された。前回登板の福岡ソフトバンク戦では2017年以来の先発出場となったが、3回無失点の安定した投球で後続につないだ。起用に応える投球でライオンズ打線を封じたい。打線は福田周平選手に期待だ。昨日の試合では2点ビハインドで迎えた最終回、1点差に迫る一打を放ち希望をつないだ。ここぞの場面で頼れるこの男から目が離せない。

　埼玉西武は平井克典投手がプロ4年目で初先発。今季は23試合に中継ぎで登板し4勝2敗、防御率4.76と昨年に続きフル回転。ブルペンデーの1番手を任された右腕はどんな立ち上がりをみせるか、短いイニングの中で役割を全うしたい。一方打線は外崎修汰選手に期待。昨日の試合では前日に続き猛打賞。6打席連続安打も記録した。最終回の勝ち越しランニングホームランでは気迫のヘッドスライディングで本塁に帰還するなどチームを勝利へ導く活躍ぶりだ。昨日の勢いそのままに連勝を伸ばしたい。

文・北嶋楓香

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