MLB公式サイトが今季から新制定した救援賞
MLB公式サイトは16日(日本時間17日)、今季から制定された週間最優秀プルペン賞を発表し、4月9~15日に最も優れたパフォーマンスを披露した救援陣として、牧田和久投手が所属するパドレスを選出した。
パドレス救援陣は、4月9~15日の期間に合計29イニングを投げて35奪三振を記録。与えた四球は9つ、防御率1.55の好成績で、チームが5勝2敗と勝ち越す原動力にもなった。守護神ブラッド・ハンドが4試合に投げて4セーブを記録。右腕クレイグ・スタメンも合計4回を無失点と好調で、牧田は2試合に投げて1回1/3を無失点とした。
セイバーメトリクスの大家でもあるビル・ジェームス氏が率いる選考委員会では、救援投手の働きを数値化する指標を制定。アウトを記録する毎に1.5ポイント、三振を奪う毎に1.5ポイント、セーブを記録すると5ポイント、1被安打につき2ポイントをマイナスなど、8項目を制定して合計ポイントを算出する。100ポイントに達すると素晴らしい働きと考えられる中、この週のパドレス救援陣は120ポイントを記録し、2位のロッキーズ救援陣の79ポイントを大きく上回った。
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