オリックスのエースは持ち直すか。ついに目覚めた幕張の韋駄天から目が離せない

パ・リーグ インサイト

2018.4.17(火) 09:31

4月17日、千葉ロッテは本拠地でオリックスを迎え撃つ。16日は両チームともに試合が開催されなかったため、15日のそれぞれの試合内容を振り返りながら、17日の試合の見どころを挙げていきたい。

【今季対戦成績】
千葉ロッテ→2勝1敗0分、オリックス→1勝2敗0分
【昨季対戦成績】
千葉ロッテ→14勝、オリックス→11勝

15日、千葉ロッテは鹿児島で福岡ソフトバンクと対戦した。先制に成功したが追い付かれ、リードを握るもまたも追い付かれるという白熱の展開。同点で迎えた最終回は荻野貴選手が足でかき回し、キング・オブ・クローザーことサファテ投手から勝ち越し点をもぎ取るが、その裏に逆転サヨナラアーチを見送る悔しい結果に終わった。

一方、オリックスはほっと神戸で北海道日本ハムを迎え撃った。投げては先発の山岡投手が6回無失点と好投し、打っては女房役の若月選手が決勝の先制適時打。投打がかみ合って、北海道日本ハムに完封勝ちを収めている。

そんな両チームが激突する17日、予告先発は千葉ロッテが石川投手、オリックスが金子千尋投手だ。カード頭ということで豪華な投げ合いとなるが、金子千尋は前回登板で5回4失点と精彩を欠いている。4勝9敗で5位に沈むチームを盛り立てるためにも、今回はエースらしい投球が求められるだろう。

また、この試合では千葉ロッテの荻野貴選手に期待だ。ここまでリーグ6位の打率.345、トップタイの6盗塁(成功率100パーセント)と、切り込み隊長としての役割を完璧にこなしているが、オリックス戦の打率は脅威の.538を誇る。

15日に福岡ソフトバンクのサファテ投手から安打を放ち、犠打で進塁すると、三盗を決めて内野安打で生還したプレーは見事だった。その快足と打棒、千葉ロッテの機動力野球をけん引する姿に、17日も大いなる期待を寄せたい。

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