楽天イーグルスは8日、陸前高田市高田運動公園内高田松原第一野球場が新愛称「楽天イーグルス 奇跡の一本松球場」として完成・お披露目となったことを発表した。
楽天球団と陸前高田市は2017年3月にスポーツ交流活動パートナー協定を締結。その一環として、パートナー協約締結時に球場の新愛称が発表された。
高田松原運動公園内「楽天イーグルス 奇跡の一本松球場」は、東日本大震災で津波の被害を受けた陸前高田市の沿岸部に整備され、8日に執り行われた陸前高田市高田松原運動公園完成記念式典を機に施設の一般利用が開始となった。両翼は99メートル、中堅122メートル、収容人数は4499名となっており、今後は市内の野球愛好家・スポーツ少年団・部活動等での利用や、スポーツでの人口交流事業として他地域からのスポーツ合宿や、公式大会の誘致などに活用される。また、公園内にある球場ということで、スポーツ以外のイベントにも活用される予定となっている。
楽天イーグルスと陸前高田市は、これまでもイースタン・リーグ公式戦の開催が予定されていた(本年は新型コロナウイルス感染拡大の影響により中止)や、野球教室の実施などで交流を行ってきた。岩手県の魅力やスポーツの活力の発信地として、装いも新たになった「楽天イーグルス 奇跡の一本松球場」、そして陸前高田市と楽天イーグルスの交流活動に引き続き注目したい。
楽天イーグルス公式サイト:https://www.rakuteneagles.jp/news/detail/00003093.html
文・成田康史
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