右肘手術から復帰してすでに2軍戦出場「早かったという感覚はない」
16日、2軍で調整中だった福岡ソフトバンク・高谷裕亮捕手がヤフオクドームを訪問した。17日にも1軍登録される見込みだ。
高谷は春季キャンプ途中に右肘の異常を訴え、2月27日に鏡視下関節形成手術を受けて復帰まで3か月と診断されていた。リハビリ組として開幕を迎えたものの、目覚ましい回復ぶりを見せ、すでに2軍戦4試合に出場。最大8イニングの出場を果たし、17日の楽天戦から1軍復帰となる予定だ。
高谷は「(1軍復帰が)早かったという感覚はないです。自分でも無理をしたわけではないですし、1日でも早くという気持ちでやってきましたから。早期に手術を決断させてもらってありがたかったですね」とにこやかな表情を見せた。
「とにかくチームが勝てるように、どんなことでもいいから貢献したいです。あとは再発だけは絶対にしないように。もう離脱は絶対にしたくないです」と高谷。17日の登録後、いつ出場するかは「まだ何も言われていない」としながらも「初日はやっぱり緊張するでしょうね」と笑った。
福岡ソフトバンクは開幕からここまで甲斐拓也が1人で投手陣を引っ張ってきた。まだ12試合を消化しただけとはいえ、全投手のリードを含めて心身ともに大きな負担がかかっていたことは間違いない。ベテランの復帰はチームにとっても甲斐にとっても大きなプラス材料となるはずだ。
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