契約保留選手だった多和田と球団は今シーズンの支配下選手契約を締結
埼玉西武は30日、契約保留選手の多和田真三郎投手と2020年の支配下選手契約を締結したことを発表した。
多和田は2015年ドラフト1位で富士大から入団。3年目の18年に16勝を挙げ最多勝のタイトルを獲得した。翌19年には開幕投手を務めたが、12試合1勝6敗、防御率5.83の不振。「頻脈性不整脈」と診断された。12月にはその原因が自律神経失調症であることが公表され、契約更改を行わず、契約保留選手とする措置が取られていた。
3月24日には3軍の練習に合流。渡辺GMは「プロ野球選手として心身ともにやっていけると判断できたら契約したい」と語っていた。
多和田は球団を通じ「家族の支えがあってここまで来ることができました。そして苦しい時も妻を頼り支えてもらい、頑張ることができました。これからは家族のため、そして球団のため、一生懸命、責任を持って頑張ります」とコメントを発表した。
(Full-Count編集部)
記事提供: