試合は作るが、援護がなく…
試合を作る投球は見せているが勝てない。これで3試合に登板し、0勝3敗。開幕投手を務めたオリックス・西勇輝投手が白星に恵まれず、開幕直後から壁にぶち当たっている。
プロ10年目にして自身初の大役を任された開幕戦。昨季王者・福岡ソフトバンクを相手に7回まで無失点の投球。しかし、味方打線が千賀投手を攻略できずに無得点。その結果、痺れを切らした西投手が8回に2点を失い、惜しくも敗戦投手となった。
今季2度目の先発となった4月6日の埼玉西武戦では、6回3失点。開幕から無傷の連勝を続ける強力打線を相手に十分とも言える投球を披露したが、ここでも打線がわずか1得点に抑え込まれて黒星となった。
そして今日の登板では、9三振を奪うなど、7回途中2失点と好投。「相手投手がよかっただけに、なんとか粘りたかった」と振り返った西投手だったが、打線が降板後にようやく1点を返したのみ。これで3試合連続黒星という結果になってしまった。
今季は20イニングを投げて7失点。防御率は3.15と健闘しているが、援護点はわずか1点。さすがにこれではエースでも勝てない。
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