鷹・柳田悠岐、驚異の出塁率5割に! 過去の5割達成者は王貞治会長だけ

Full-Count 福谷佑介

2020.7.28(火) 20:13

福岡ソフトバンク・柳田悠岐※写真提供:Full-Count(写真:福谷佑介)
福岡ソフトバンク・柳田悠岐※写真提供:Full-Count(写真:福谷佑介)

28日の埼玉西武戦で3打席目までに2安打を放ち、出塁率がちょうど5割に

■福岡ソフトバンク – 埼玉西武(28日・PayPayドーム)

 福岡ソフトバンクの柳田悠岐外野手の今季の出塁率が驚異の5割となった。28日に本拠地PayPayドームで行われた埼玉西武戦。3打席目までに2安打を放ち、今季の成績を146打席、114打数43安打30四死球2犠飛とし、出塁率が5割ちょうどになった。

 この日も「3番・中堅」で出場した柳田。第1打席は中飛に倒れたものの、第2打席でフェンス直撃の安打を放って、史上306人目の通算1000安打を達成した。さらに5回の第3打席では技ありの左翼線二塁打を放ち、この時点で3打数2安打とした。

 この試合を迎えるまでの33試合で111打数41安打9本塁打25打点の成績を残し、打率.369、出塁率.497だった柳田がこの2安打で打率.377、出塁率はちょうど5割となった。

 出塁率がセパ共に表彰対象の記録となった1985年以降での歴代最高の出塁率は1986年の落合博満氏で.487。シーズンを通して5割を超えたのは、王貞治球団会長が記録した1973年の.500、1974年の.532だけしかない。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

記事提供:Full-Count

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