7月29日、千葉ロッテ対楽天イーグルスの第8回戦が18時からZOZOマリンスタジアムで行われる。カード初戦から両軍で31安打25得点をたたき出す、激しい打ち合いのゲームとなったが、2戦目はどのような展開となるか。

【今季対戦成績】
千葉ロッテ→2勝5敗
楽天イーグルス→5勝2敗

【千葉ロッテ】小島和哉投手 5試合2勝2敗 26.1回 17奪三振、防御率4.78
【楽天イーグルス】涌井秀章投手 5試合4勝0敗 30.1回 33奪三振、防御率3.26

　千葉ロッテ・小島和哉投手が楽天イーグルス戦に登板するのは7月1日以来、今季2度目。敵地で投げた前回対戦は立ち上がりに4失点してしまい、5回途中7安打5失点で敗戦投手となった。小島投手らしいインコースへの直球勝負で雪辱なるか。対する楽天イーグルス・涌井秀章投手は、同じ1日の試合で5回7奪三振2失点で古巣相手に白星を挙げた。今度はかつての本拠地のマウンドで好投を再現し、リーグトップの5勝目を挙げたい。

　28日の試合で3本塁打を放った千葉ロッテ・井上晴哉選手。前回の涌井投手との対戦成績は二塁打と四球だった。若き4番・安田尚憲選手に負けない爆発力を持つ井上選手に期待しよう。

　一方、大味な試合の中でも楽天イーグルス・小深田大翔選手は俊足と巧みなベースランニングで存在感を発揮した。安打で出塁すると、いずれも続く鈴木大地選手の適時打で生還して2得点を記録。引き続き自慢の足で相手を幻惑したい。

文・菊地綾子

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