7月21日、メットライフドームで埼玉西武と千葉ロッテの第6回戦が18時から行われる。現在勝率5割で4位の埼玉西武と、貯金「2」で3位の千葉ロッテがさらなる上位進出へ向け、大事な6連戦を戦う。カード初戦の見どころを紹介しよう。

【今季対戦成績】
埼玉西武→3勝2敗
千葉ロッテ→2勝3敗

【埼玉西武】今井達也投手 4試合1勝3敗 22回 15奪三振、防御率6.14
【千葉ロッテ】美馬学投手 4試合2勝1敗 24.2回 22奪三振、防御率3.65

　埼玉西武の先発マウンドに上がるのは、今井達也投手だ。今季はここまで思うような成績が残せていないが、8日の千葉ロッテ戦では7回2安打無失点と素晴らしい投球で今季初勝利を挙げている。その時と同じ千葉ロッテ相手に、好投の再現なるか。打線では、源田壮亮選手に期待したい。開幕当初は不振に喘いでいたものの、7月に入ってからは本来の調子を取り戻し、月間打率は3割を超えている。今季から主将に就任している源田選手が、走攻守でチームを引っ張りたいところだ。

　一方、千葉ロッテの先発は美馬学投手。前回登板した14日の北海道日本ハム戦では、7回7奪三振2失点で今季2勝目をマークしている。美馬投手らしい安定した投球で、チームに流れを引き寄せたい。打線では、レアード選手に注目。19日の試合では、チーム唯一のマルチ安打を記録するなど、ここまで5試合連続安打中とバットが振れている。主砲の一打で、チームを勝利に導けるか。

文・岩井惇

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