【ファーム】駒月仁人がサヨナラ犠飛。8得点を挙げた埼玉西武が楽天との延長戦を制す

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2020.7.9(木) 19:58

埼玉西武ライオンズ・駒月仁人選手(C)パーソル パ・リーグTV
埼玉西武ライオンズ・駒月仁人選手(C)パーソル パ・リーグTV

 7月9日、ウェルファムフーズ森林どりスタジアム泉で行われた、埼玉西武と楽天イーグルスのイースタン・リーグ公式戦第1回戦は、8対7で埼玉西武が勝利。延長10回裏に逆転し、サヨナラ勝利を飾った。

 埼玉西武は2回裏、メヒア選手の二塁打、愛斗選手の安打で1,3塁とし、戸川大輔選手の内野ゴロの間に1点を先制すると、3回裏には愛斗選手の犠飛、4回裏には水口大地選手の犠飛で3イニング連続得点。楽天先発の瀧中瞭太投手から3点を先行した。

 援護を受けた先発の榎田大樹投手は、走者を背負いながらも要所を締める投球で、5回1失点の好投を披露。6回表からは齊藤大将投手が登板し、8回まで無失点投球。打線は7回裏に高木渉選手の適時打、メヒア選手の2号2ランで3点を追加し、6対1の5点リードで試合は最終回へ。

 埼玉西武は9回表も齊藤大投手が続投。ここまで無失点投球を見せていたが四球から崩れ、岩見雅紀選手に1号2ラン浴びると、安打と四球で1死1,2塁としたところで降板。この場面で火消しを任された相内誠投手だったが失策からピンチを広げると、村林一輝選手の3点適時三塁打で同点に。土壇場で集中打を浴び、6対6で試合は延長戦へ。

 埼玉西武は10回表、回またぎでマウンドに上がった相内投手が、岩見選手の適時打で勝ち越しを許したが、10回裏に打線が奮起。先頭の西川愛也選手が四球、続く愛斗選手が安打を放つと、佐藤龍世選手の適時打で同点に。なおも続く戸川大輔選手が敬遠され満塁とし、駒月仁人選手の犠飛でサヨナラ。試合は8対7で埼玉西武が勝利した。

 埼玉西武は、先発の榎田投手が5回5安打2四球1失点の好投を披露。打線では高木選手、
メヒア選手、愛斗選手がマルチ安打を記録した。敗れた楽天は、9回から出場した岩見選手が1号2ランを含む2安打3打点、渡邊佳明選手が3安打と活躍を見せた。

  12345678910  計
楽 0000100051  7
西 0111003002X 8

楽 瀧中瞭太-近藤弘樹-西口直人-青山浩二-福山博之-釜田佳直-高梨雄平-●寺岡寛治
西 榎田大樹-齊藤大将-相内誠-○武隈祥太 

文・東海林諒平

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