福岡ソフトバンクと北海道日本ハムの2回戦となった11日の試合は福岡ソフトバンクが終始リードを握り続けて、8対5で北海道日本ハムに勝利し、カード戦績を五分に戻した。3回戦となる12日の試合でどちらが勝ち越しを決めるか。11日の試合内容を振り返りながら、12日の見どころを挙げていく。
【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク→1勝1敗0分、北海道日本ハム→1勝1敗0分
【昨季対戦成績】
福岡ソフトバンク→17勝、北海道日本ハム→8勝
11日の試合は、初回に福岡ソフトバンクがデスパイネ選手の2号2ランなどで4得点。続く2回裏には8番・今宮選手、9番・甲斐選手に連続本塁打が飛び出し、序盤で大きくリードを握ると、そのまま逆転を許さずに試合終了。8対5で福岡ソフトバンクが勝利した。
12日のカード最終戦、福岡ソフトバンクの予告先発は石川投手。8日の楽天戦でリリーフとして登板してから中3日での登板となる。今季初先発のマウンドで結果を残し、アクシデントが続いている先発陣を助けたい。
対する北海道日本ハムの予告先発はマルティネス投手。前回登板の千葉ロッテ戦では、2失点完投で来日初勝利を挙げている。
11日、福岡ソフトバンクは打順を組み替え、2番に好調の上林選手を起用。その上林選手は初回の先制打を含む4打数2安打1打点と結果を残した。12日も若鷹の活躍に注目したい。また、なかなか調子が上がらなかった中軸のデスパイネ選手が2試合連続本塁打を放つなど復調。内川選手も2安打と状態を上げてきている。
対する北海道日本ハムは2番に近藤選手を起用。3打数2安打1打点とさすがの打棒を見せ付け、打率を.450まで上げている。また、大田選手が1号ソロ、横尾選手が2号2ランを放っており、打線の状態は確実に上向いてきていると見ていいだろう。
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