初回にデスパイネ選手が2戦連発の2号2ラン、2回には今宮選手＆甲斐選手が今季初本塁打

福岡ソフトバンクが快勝し、勝率を5割に戻した。11日、ヤフオクドームで行われた北海道日本ハム戦。この日組み替えた打線が序盤で北海道日本ハム先発の高梨裕稔投手を攻略。2回までに6点を奪って優位に試合を進めて8対5で勝利を収めた。

初回、本多選手の左中間を破る二塁打、上林選手の右中間を破る適時三塁打であっさりと1点を先制すると、さらに内川選手の右前適時打で2点目。10日に今季初本塁打を放っていたデスパイネ選手が2試合連発となる2号2ランを放って、初回に一気に4点を奪い取った。

2回も勢いは止まらない。先頭の今宮選手が、北海道日本ハム先発の高梨投手が投じたど真ん中の真っ直ぐを左翼ホームランテラス席へと飛び込む今季1号ソロ。さらに、続く甲斐選手も初球を捉え左翼スタンドへと突き刺した。こちらも今季初本塁打となり、2回でリードを6点に広げた。5回にも2つの押し出し四球で2点を加えた。

先発のバンデンハーク投手は序盤から球数が多く苦しいピッチングに。3回に連続四球でピンチを招いてレアード選手に中前適時打。4回には大田選手にソロを浴びた。4回途中で球数は100球を超えたが、そのまま投げ続けて6回126球で降板。4安打2失点に抑え、今季初勝利となった。3点リードの9回はサファテ投手が締め4セーブ目を挙げた。

北海道日本ハムは先発の高梨投手は初回に4点を失うと、2回には今宮選手、甲斐選手に2者連発のソロを浴びて2失点。3回2/3で7安打3被弾6失点でノックアウトされた。2番手の上原投手も5回に4つの四球を与え、うち2つが押し出し四球。投手陣が踏ん張ることができなかった。

記事提供：Full-Count