トラウト選手は今季3号&適時打も守備機会は1度だけ
8日(日本時間9日)に7回1安打無失点の“完全未遂"投球を披露したエンゼルス大谷翔平選手。7回1死から1安打1四球を許したが、積み上げた三振はなんと12を数えた。“二刀流"スターが全米を魅了した投球を、MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」では各種の動画つきで紹介。大谷選手が面白いようにアウトを重ねる様子を「まるでテレビゲームの投球」と絶賛した。
7回1死まで打者19人を連続凡退。セミエン選手にこの日初安打を打たれ、続くラウリー選手に四球を与えたが、7回1安打12奪三振無失点のパフォーマンスは、地元デビュー登板に十分過ぎる内容だった。記事では「今シーズン、ショウヘイ・オオタニがエンゼルススタジアムのフィールド上に立つと、一大事になる」とリポート。大谷選手の投球映像を紹介すると共に、シーズン3号ソロと右適時打で2点の援護を送ったマイク・トラウト外野手のヒーローインタビュー動画を公開した。
チームの勝利に満面の笑みを浮かべるトラウト選手は、大谷選手の12奪三振投球について質問を受けると「外野で退屈だったよ」とニヤリ。それもそのはず。大谷選手が奪った21アウトのうち12が三振によるもの。そして中堅を守るトラウトの元に打球が飛んできたのは、2回先頭デービス選手のフライアウトだけだった。
なかなか守備機会が回ってこなかったトラウト選手にとって、マウンド上でアウトを記録し続ける大谷選手の姿は、まさに「テレビゲームの投球」のように見えていたのかもしれない。
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