10日からは筑後でリハビリをスタート
福岡ソフトバンクの先発投手練習が行われた9日、倉野信次投手統括コーチが、右肘の違和感のため1日のオリックス戦以降、登板機会のなかった岩嵜翔投手の状況について語った。
工藤公康監督が「8回、9回は変えるつもりはない」と、サファテ投手とともに絶対的な信頼を寄せていた岩嵜投手が右ひじを痛めた。
遊離体除去手術を受ける旨の報道もあったが、倉野コーチは「手術しないに越したことはない。保存療法でいくのか保存では無理なのかはこの後の判断次第。とりあえず明日からは筑後でのリハビリに入る」と語った。
8回のマウンドを誰に任せるかについては「誰がいってもできるレベルにあるし、それだけ選手を信頼している」と倉野コーチ。「力があると言っても、もちろん調子の良し悪しもあるので、状態を見ながらしっかり判断していきたい」という。
「毎年誰かしら離脱しているが、誰かがカバーできるチーム。(ほかの投手は)チャンスだと思ってやってほしいし、こっちも期待している」と投手陣全体の奮起を促した。
遊離体除去手術を受ければ長期の離脱は免れないが、後半戦での大事な時期に間に合わせるためには早い時期に手術に踏み切る方がベターという考え方もあるだろう。首脳陣と岩嵜投手本人の判断が待たれる。
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