打者として3戦連続アーチ、今季3号は137M弾
6日(日本時間7日)の本拠地アスレチックス戦で3試合連続ホームランを放ったエンゼルス大谷翔平選手。英メディア「デイリーメール」も速報で伝えるほど大きな衝撃を与えた23歳“二刀流”の活躍を、MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」では「3本塁打をランク付け」する特集を組んで盛り上げた。
特集では、「オオタニは異次元の期待を背負ってメジャーにやってきたが、エンゼルスで過ごした最初の1週間で超えてしまった」と紹介。投手としての初先発初勝利、打者としての初打席初安打にも振れながら、本拠地で披露した3戦連続アーチについて「各本塁打とも素晴らしい要素を持っている」と称え、3本のホームランを動画付きで比較した。
まずは、本拠地で初登場となった3日(同4日)のインディアンス戦で放った記念すべき初本塁打だ。ジョシュ・トムリン投手のカーブを完璧に捉えた一発を「地元ファンへのオオタニお披露目はこれ以上ないほど素晴らしいものとなった」と紹介。「記念すべき瞬間だった」と振り返った。
続いては4日(同5日)に放った第2号だ。サイ・ヤング賞右腕コーリー・クルーバー投手からの一発は、第1打席で三振に仕留められた「23歳天才のリベンジ」と表現。センターへの大飛球は400フィート(約122メートル)だったと伝えている。
そして、1位にランク付けされたのが、この日チームを逆転勝利に導いた第3号だ。ダニエル・ゴセット投手から放った「最新の一撃は最長アーチ」で、その距離はなんと449フィート(約137メートル)に達する大きな当たり。さらに「乾いた素晴らしい打球音を要チェック」と“アドバイス”も添えられた。
3本の動画を見ると、そこには自然なスイングで軽々と打球を運ぶ様子が分かる。特集では「今のところ、すべてをいとも簡単に成し遂げている」と、大谷選手の偉業を締めくくった。
開幕から1週間で米球界に衝撃を与えた23歳は、この先どんなパフォーマンスで楽しませてくれるのだろうか。
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