6点を追う2回に3号ソロ、チームは大逆転で勝利
エンゼルスの大谷翔平選手が6日(日本時間7日)、「8番・DH」で先発した本拠地アスレチックス戦で、3戦連続本塁打を放つ偉業を成し遂げた。6点ビハインドの2回にセンター深くに刺さるソロ弾を放つと、この一発を号砲にチームは13対9で逆転勝利。1シーズンで先発投手を務めると同時に3戦連続本塁打を放ったのは1930年のベーブ・ルース氏以来の快挙。桁外れの“ルーキー"の活躍を、米メディアは続々と速報で伝えた。
米で最も権威のあるスポーツ誌「スポーツ・イラストレイテッド」はツイッターで速報。大谷選手が第3号ソロを放つ映像と共に「非現実的。ショウヘイ・オオタニが3戦連続本塁打」と驚愕の活躍をリポートした。米スポーツ専門局「ESPN」公式サイトでは、中堅スタンド奥に着弾したソロ弾の飛距離を掲載。「ショウヘイ・オオタニが449フィート(約137メートル)弾、3戦連続本塁打を記録」と規格外の破壊力を伝えている。
地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」電子版では、大谷の一発が6点差を返す反撃の号砲となったことを指摘。「6点ビハインド、エンゼルス打線がオオタニの本塁打で覚醒 アスレチックを13対9で撃破」と大逆転劇になった様子をリポートした。
極めつけは「日本のダイナモ、大谷が3戦連続本塁打」と伝えた英メディア「デイリーメール」だろう。野球はマイナースポーツのイギリスでも、ベーブ・ルース氏以来の“二刀流"として完璧スタートを切った大谷選手の活躍が速報で伝えられた。
日米にとどまらず、イギリスにまで速報が伝えられた“二刀流"大谷選手。その存在はワールドワイドに拡大しつつある。
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