まだまだ止まらぬ勢い。埼玉西武が打の力で圧倒し、破竹の開幕7連勝

パ・リーグ インサイト

2018.4.7(土) 17:20

昨夜はエース・菊池投手の8回1失点の好投と打撃好調な浅村選手、山川選手の一発で見事開幕6連勝を飾った埼玉西武。開幕7連勝をかけて今日の先発マウンドに上がるのは多和田投手だ。前回登板では、6回無失点の好投で今季初勝利を挙げており、今日も安定した投球に期待がかかる。

対するオリックスは連敗ストップに向けて、ルーキー・田嶋投手をマウンドに送る。前回登板では、150キロの直球を中心とした攻める投球が冴えわたりプロ初登板初勝利。今日も自慢の直球を武器に強力埼玉西武打線を封じ込めたい。

試合は初回から動く。先頭の1番・秋山選手が四球で出塁すると、2番・源田選手が安打でつなぎ、無死1,2塁の好機を演出。3番・浅村選手は見逃し三振に倒れるが、1死1,2塁から4番・山川選手に左前適時打が飛び出し、埼玉西武が開幕7連勝に向けて幸先よく先制に成功した。

再び試合が動いたのは4回裏。1死から6番・中村選手の二塁打で、1死2塁の好機を作ると、続く7番・外崎選手が右前にポトリと落ちる適時打を放ち、1点を追加。するとそこから、メヒア選手が四球でつなぎ、1死1,2塁の場面で9番・金子侑選手が左前適時打。さらに、1番・秋山選手が内野安打で1死満塁とすると、2番・源田選手に走者一掃となる適時三塁打が飛び出し、この回計5点を追加。埼玉西武が6対0とリードを6点に広げ、試合を優位に進める。

5回まで多和田投手に無安打に抑え込まれていたオリックス打線は6回表。1死から代打・伏見選手、1番・宗選手の連打で1死1,2塁の好機を演出。この場面で代打・中島選手に左前適時打が飛び出し、オリックスが代打攻勢で1点を返した。

さらに7回表には、1死から6番・マレーロ選手が多和田投手のスライダーを完璧に捉え、左翼席に飛び込む4号ソロを放ち4点差に縮めるも、反撃はここまで。多和田投手の後を受けた野田投手、ワグナー投手が反撃を許さず、6対3で逃げ切った。

投打が見事にかみ合い、危なげのない試合運びで埼玉西武は開幕から無傷の7連勝。一方のオリックスは先発のルーキー・田嶋投手が4回途中6失点と強力埼玉西武打線に打ち込まれ、3連敗を喫した。明日は埼玉西武がウルフ投手、オリックスが山岡投手の先発が予定されている。埼玉西武の勢いはどこまで続くか注目だ。

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