チームトップの3号ソロで逆転劇に火付け役に
エンゼルスの大谷翔平選手が6日(日本時間7日)、本拠地アスレチックス戦で「8番・DH」でスタメン出場し、3試合連続本塁打などで13対9の大逆転勝利に貢献した。2回の第1打席でセンターへ137メートルの3号ソロ弾を記録。その後も打点を挙げてチームの3連勝に貢献した。試合後、大谷選手は本塁打について「今日はすごくよかった。芯で捉えていたし、しっかり自分のスイングが形よくできていた」と手応えを口にした。
自らの一発で流れを変えた。0対6の2回2死走者なしの第1打席。相手先発ゴセット投手に対して、1-1からの3球目、94マイル(約151キロ)のツーシームを完璧に捉え、センターへ3戦連発となる特大ソロを放った 1日(日本時間2日)のアスレチックス戦で投手として初登板した際、投げ勝った投手から今度は本塁打。この日チーム初安打初本塁打で、劣勢に気落ちした本拠地を雰囲気を一気に変えた。
ここからエンゼルス打線は奮起。結果、14安打13得点で最大6点差をひっくり返す逆転勝利を収めた。大谷選手は5回1死満塁の第3打席でもストレートの押し出し四球で打点を挙げており、4打数1安打1四球1三振2打点で打率.389となった。8試合を終えた時点で3本塁打はチームトップ。リーグでも昨季ナ・リーグ本塁打王のスタントン選手(ヤンキース)らと並び3位タイとなっている。
試合後、大谷選手は第1打席を「何とか出塁して1点でも多く取って後半に入っていけるようにしようと思ってた。結果的にホームランになってよかった」と振り返り、ここまで放った本塁打と比べて「今日はすごくよかった。芯で捉えていたし、しっかり自分のスイングが形よくできていた」と手応えを口にした。
また本拠地に詰めかけた3万6023人の観客から大歓声を浴びたことについては「チャンスで回ってきてましたし、得点してほしいという声は聞こえるんじゃないかなと思う」と振り返り、「各打席、反省点もあったけど、その中でよかったこと、悪かったことを、しっかり次の打席に1回1回つなげていきたい」と謙虚に話した。
8日(同9日)のアスレチックス戦では自身2試合の先発マウンドに上がる予定で「特に日本と変わらない形で調整できている。相手も同じなのでどうするかしっかり考えて、明日もあるのでしっかり対策して臨みたい」と気持ちを切り替えていた。
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