開幕カードで埼玉西武に3連敗したものの、2カード目の楽天戦で3連勝し、すぐさま勝率を5割に戻した北海道日本ハム。対する千葉ロッテは6年ぶりとなる開幕2カード連続勝ち越しを決めた。好調なチーム同士による対決はどのような試合運びとなるか、初戦の見どころを挙げていく。
【昨季対戦成績】
北海道日本ハム→15勝、千葉ロッテ→10勝
楽天を相手に敵地で3連勝した北海道日本ハム。この勢いで白星先行に持っていきたい今日の試合の先発マウンドには、マルティネス投手が上がる。来日初登板となった前回のマウンドでは6回2失点の好投を見せたが、援護に恵まれず敗戦投手になっている。
打線も徐々に調子を上げてきてはいるが、未だ本調子には程遠い状況。そんな中で近藤選手は打率.500とさすがの活躍を見せている。5日の試合では1適時打、4四球と全打席で出塁。4番・中田選手につなぐと、その中田選手が4回に適時打。7回には6番・アルシア選手の適時打を呼び込んでいる。
対する千葉ロッテは5日の試合で18安打9得点と打線が爆発。エースの涌井投手も6回途中2失点の投球で、6年ぶりとなる開幕からの2カード連続勝ち越しを決めた。中でも、切り込み隊長の1番・荻野貴選手が打率.464という数字を残す好調ぶり。今日の試合でも少しでも多くの出塁を果たせれば、チームは勝利に近付くはずだ。
千葉ロッテの予告先発はボルシンガー投手。前回登板となった3月31日の楽天戦では6回2/3を投げ、1失点という内容で来日初勝利を挙げている。ドーム球場での登板となる今日の試合ではどのような投球を披露してくれるか、楽しみにしたい。
2カード連続勝ち越し中の千葉ロッテと現在3連勝中の北海道日本ハム。両軍ともに救援陣にやや不安を残しているだけに、継投策が勝負のカギを握ることになるかもしれない。
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