サイ・ヤング賞右腕クルーバー投手から同点2ラン「入ってよかった」
エンゼルスの大谷翔平選手が4日(日本時間5日)、本拠地インディアンス戦で「8番・DH」で2戦連続スタメン出場し、2戦連続のマルチ安打を放った。5回にサイ・ヤング賞右腕クルーバー投手から2戦連発となる同点2ランを放つと延長10回にも守護神アレン投手から中前安打。エンゼルスは延長13回の末に3対2とサヨナラ勝ちを収め、2連勝となった。試合後、大谷選手は「すごくいいスタートを切れたと思う」と笑顔を浮かべた。
この日の第2打席で衝撃の一発を放った大谷選手。インディアンス先発は2014年と昨季の2度、サイ・ヤング賞に輝いている右腕クルーバー投手で第1打席は見逃し三振に倒れていた。しかし0対2と2点を追う5回2死2塁の好機ではセンターへ値千金の2号同点2ラン。これで息を吹き返したエンゼルスは延長13回にコザート選手のサヨナラ弾で競り勝った。
大谷選手は延長10回にも守護神アレン投手から中前安打を記録し、2戦連続マルチ安打を記録。試合後のテレビインタビューではクルーバー投手から放った同点2ランに「得点圏にいたので2点差だったし1点でも多く返したいと思っていった。(本塁打は)いくかなと思ったけど、わからなかったので全力で走った。入ってよかった」と笑顔を見せた。
エンゼルスは本拠地で2連勝。2試合連続の野手スタメンで勝利に貢献した二刀流右腕は「すごくいいスタートを切れたと思う」と充実した表情を浮かべた。
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