HRボールを手に入れ「とても興奮」、大谷選手に渡すことは「自分で決めた」
3日(日本時間4日)の本拠地デビュー戦でメジャー初本塁打、初マルチと活躍したエンゼルス・大谷翔平選手。その記念すべき本塁打ボールをゲットした現地の少年はすっかり大谷ファンになった様子だ。
この日のインディアンス戦で「8番・DH」でスタメン出場した二刀流右腕は1点勝ち越した直後の初回2死二、三塁の場面で右中間へメジャー初本塁打を記録。4打数3安打3打点2得点と大活躍した。
この記念すべき初本塁打のボールを手にしたのは9歳のマシューくん。この日は父・レネさんと観戦に訪れており、大谷選手の本塁打ボールをゲットした男性客から譲り受けたという。その後、息子とともに大谷選手と記念撮影する機会に恵まれたレネさんは「ホームランボールゲットは初めて。彼(大谷)が欲しがると思ったので、返すことに決めた。息子は野球をやっている。ショートだよ。トラウトファンだけど、これからは大谷ファンだよ」と笑顔を浮かべた。
球団広報によると、マシューくんは大谷の試合未使用のサイン入りバットをゲット。マシューくんにボールを譲った男性2人にはユニホームにサインをしたという。
マシューくんは米メディア「FOXスポーツ」の取材に「(ボールをゲットして)すごくうれしいよ。とても興奮してるんだ。初めての(生で見る)メジャーリーグの試合だからね。一番貴重なゲームになったよ。本当に興奮しているんだ」と心境を語り、大谷選手にボールを渡すことは「僕が決めた」と話している。
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