19安打11得点の大爆発劇は川越誠司の一発で締め。埼玉西武が猛打で広島に勝利

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2020.3.7(土) 16:54

埼玉西武・川越誠司選手【撮影:丹羽海凪】
埼玉西武・川越誠司選手【撮影:丹羽海凪】

 3月7日、マツダスタジアムで行われた広島と埼玉西武のオープン戦は11対5で埼玉西武が勝利した。序盤から自慢の打線が爆発し、僅差で迎えた終盤は若手選手の活躍で広島を突き放した。

 初回から埼玉西武打線が躍動する。1死から連打で1,2塁の好機を作ると、5番・外崎修汰選手が適時三塁打を放って2点を先制した。続く2回表には木村文紀選手の二塁打を足がかりにメヒア選手の適時打で追加点を挙げると、さらに満塁のチャンスで山川穂高選手の走者一掃となる3点適時打が飛び出し、リードを一挙に6点とした。

 この流れに乗りたい埼玉西武先発の松本航投手。しかし3回裏に3連打を浴びて2点を失うと、なおも1死3塁の状況で広島の4番・鈴木誠也選手に2ランを被弾しこの回4失点。続く4回は無失点に抑えたものの、4回4失点と課題の残る内容でマウンドを降りた。さらに6回裏にはルーキー・浜屋将太投手が連打を許して6対5の1点差と迫られる。

 だが新人左腕の味方は埼玉西武打線。8回表、川越誠司選手と森越祐人選手が無死1,3塁の好機を演出すると、野選、山野辺翔選手の適時打、さらに佐藤龍世選手の適時内野安打でこの回3点を追加。続く9回表には川越選手の2ランも生まれ、終盤に広島を突き放して試合を決定づけた。

 広島対埼玉西武の一戦は5対11で埼玉西武が勝利した。埼玉西武は2回までに一挙6点を奪い、その後1点差まで迫られたものの8,9回に5点を追加して勝負あり。打線が19安打11得点の大爆発で、終盤には若手や新加入の選手が活躍した。


  123456789 計
西 240000032 11
広 004001000 5

西 ○松本航-平井克典-浜屋将太-森脇亮介
広 ●ジョンソン-塹江敦哉-一岡竜司-高橋樹也-菊池保則-ジョンソン

文・山下虎太郎

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