2カード連続勝ち越し? 連敗脱出? 勝利の女神はどちらに微笑む

パ・リーグ インサイト

2018.4.4(水) 09:32

昨晩行われたオリックスの本拠地開幕戦は、7回に4得点の猛攻をみせた千葉ロッテが4対1で勝利を飾った。第2戦も千葉ロッテが制し、連勝を4に伸ばすか、それともオリックスが本拠地で意地を見せるか。押さえておくべき試合の見どころを一つずつ見ていこう。

【今季対戦成績】
オリックス→0勝1敗0分
千葉ロッテ→1勝0敗0分

【昨季対戦成績】
オリックス→11勝、千葉ロッテ→14勝

オリックスの先発は来日初登板となる新外国人左腕・アルバース投手。制球力が売りの投手で、オープン戦は2試合に登板して防御率2.79と安定した成績を残した。最終登板となった千葉ロッテとのオープン戦では、5回、6奪三振、無失点の好投を見せただけに、いいイメージで登板に臨めるだろう。

打線では、T-岡田選手に注目したい。昨日3安打の猛打賞を記録し、打率は.545と調子を上げてきた。まだ本塁打こそないが、オープン戦での不振が嘘であるかのように打ちまくっている。また、プロ初打点を記録した宗選手の打撃にも注目したい。打率.176と、ここまでの数字こそ良くないものの、昨日の一打をきっかけに調子を上げる可能性は十分だ。

対する千葉ロッテの先発は二木投手だ。昨季は先発で7勝を挙げ、自身初の規定投球回に到達するなど著しい活躍を見せた。オープン戦では2試合に登板し、防御率1.13の安定した投球を披露。先発投手陣の柱となるべく、飛躍への確固たる自信をつかもうとしている。

打線では、荻野貴選手と中村選手に注目したい。5打数4安打2打点の活躍で恐怖の1番打者としてチームを引っ張る荻野貴選手。広角に打ち分け、積極的に次の塁を狙う姿勢は、井口監督の目指す野球に合致している。一方の中村選手もマルチ安打を記録し、打率は.421と調子を上げている。今年からクリーンアップを託されている逸材なだけに、新監督の期待に応える勝負強い打撃でチームを勝利に導きたい。

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