千葉ロッテ安田尚憲、プエルトリコでつかんだ手応えと意欲 「新しい価値観はいい勉強」

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2020.2.2(日) 08:30

千葉ロッテ・安田尚憲※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)
千葉ロッテ・安田尚憲※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)

中南米から3選手が育成加入「いい機会なのでスペイン語を勉強しようかな」

 2017年ドラフト1位の期待の大砲が、武者修行から一回り大きくなって帰ってきた。キャンプの初日に臨んだ安田尚憲内野手は、オフの間に派遣されたプエルトリコのウインターリーグでの経験を「いい勉強になりました」と語った。

 千葉ロッテは1日、沖縄・石垣島での春季キャンプを開始。プロ3年目の始動となる安田は、午前中は全体練習で汗を流し、午後からは室内練習場に最後まで残って、打撃練習やウエイトトレーニングを行った。昨季は1軍出場なしに終わったが、イースタンでは本塁打と打点の2冠。新人王の資格も残していることから注目を集めている。

 10、11月にはプエルトリコのウインターリーグにも参戦。その分オフも短くなったが「全然大丈夫です。年末年始はリフレッシュできましたし、プエルトリコでは実戦を離れずにできたのでいい経験になりました」と元気だ。さらに「文化だったり日本と違う環境で考え方も色々と違うこともありましたし、新しい価値観はいい勉強になりました」と充実感も口にした。

 派遣されたカグアスにはメジャーの有望株ランキングで全体53位につけるマーリンズのジャズ・チズホルム内野手ら同世代の世界のスター候補が在籍。「通訳の人を介してですけど、色々と話をして楽しかったです」と刺激を受けた。そして彼らとともに過ごすうちに「最初は武者修行ってイメージで行った」という気持ちも変化。「チーム一丸となって戦うって姿勢がすごくあって、最後はチームの勝利のためにと考えながらやりました」と語った。

 今季から千葉ロッテには中南米からアコスタ、フローレス、サントスが育成選手として加入。「いい機会なのでスペイン語を勉強しようかな」と一回り頼もしくなった。プエルトリコでの経験を糧に、プロ3年目での飛躍が期待される。

(工藤慶大 / Keita Kudo)

記事提供:Full-Count

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