開幕3連勝を狙う埼玉西武。北海道日本ハムは今季初勝利なるか。

パ・リーグ インサイト

2018.4.1(日) 09:30

北海道日本ハムとの開幕戦で大勝を収めた埼玉西武は、31日の開幕2戦目でも多和田投手の好投や浅村選手の一発で北海道日本ハムを突き放し、2連勝を決めた。3連勝を狙う埼玉西武と、何としてでも阻止して今季初勝利をつかみたい北海道日本ハム。ここでは、4月1日に行われる開幕3戦目の見どころを紹介していこう。

【今季対戦成績】
北海道日本ハム 0勝2敗0分
埼玉西武 2勝0敗0分

【昨季対戦成績】
北海道日本ハム→8勝、埼玉西武→17勝

2日連続の2桁安打と、自慢の打線が爆発した埼玉西武。開幕2戦目では1,2番が揃ってマルチ安打を記録し、昨季リーグ打率1位を誇った打撃陣が開幕から猛打を振るっている。

そんな中スタメンでただ1人安打が出ていないのが、金子侑選手だ。9番に入る金子侑選手が復調すれば、下位打線から上位打線へのつながりが生まれ、大量得点が期待できる。盗塁王の実績を持つ韋駄天のバットが、開幕3連勝のカギを握っている。

一方の北海道日本ハムも、1・2番コンビを務める西川選手、横尾選手に、未だ快音が聞かれない。3番の近藤選手が打率.571と好調なだけに、前を打つこの2人が出塁できるかが重要になってくる。開幕2連敗で沈むチームを鼓舞するような働きに期待したい。

4月1日の予告先発は、埼玉西武・ウルフ投手、北海道日本ハム・加藤投手だ。オープン戦では12球団2位の防御率0.60と、抜群の安定感を見せた加藤投手。エース・有原投手をケガで欠いた中で好スタートを切り、周囲からのさらなる信頼を勝ち取りたいところ。

一方のウルフ投手も、オープン戦は3試合で防御率1.64と好投しており、準備は万端。ただ昨季、北海道日本ハムに対して防御率5.33と苦手にしているのは不安材料だ。古巣への苦手意識を払しょくし、チームの開幕3連勝を導く今季初勝利を手にすることはできるか。

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