オリックスのゴールデンルーキー・田嶋投手が、福岡ソフトバンクを相手にしたプロ初先発で見事初勝利を飾った。

緊張した面持ちで迎えた初回、先頭の今宮選手から三振を奪った後、続く川島選手に先制弾を浴びたものの、後続を断って1点で凌ぐ。2回は球数を要しながらも粘って無失点に抑え、3回、4回は落ち着いてきたのか打たせて取るスタイルで3者凡退。そして最後の5回は先頭に四球を与え、得点圏に走者を背負いながらも三振で締めた。

最終的には5回を投げて108球、1安打4奪三振3四球1失点という内容。打たれたのは結局川島選手の先制弾のみだった。ロメロ選手のチーム第1号や、マレーロ選手のグランドスラムなど打線の援護にも恵まれ、強敵・福岡ソフトバンクを相手に初先発初勝利を飾った。