福岡ソフトバンクが2年連続日本一に向け白星発進 柳田悠岐選手が決勝の2点タイムリー

Full-Count 福谷佑介

2018.3.30(金) 21:33

力投をみせた福岡ソフトバンクの開幕投手・千賀滉大投手
力投をみせた福岡ソフトバンクの開幕投手・千賀滉大投手

7回までは千賀投手、西選手の両先発がゼロを並べて息詰まる投手戦に

福岡ソフトバンクが息詰まる投手戦を制した。30日、本拠地ヤフオクドームで行われたオリックスとの開幕戦。千賀滉大投手と、オリックスの西勇輝投手の2人の開幕投手が投手戦を展開したが、終盤に西投手を攻略。2年連続日本一に向けて、幸先よく白星で発進した。

両右腕の緊迫した投手戦は7回まで続いた。ともにスコアボードにゼロを並べ続け、8回を迎えた。千賀投手は7回で降板し、福岡ソフトバンクは岩嵜投手にスイッチ。鉄壁のセットアッパーが8回を3人で片付けると、ついに試合が動いた。

オリックスの西投手は7回まで114球を投げていたが、8回も続投。だが、これが裏目に出た。先頭の上林選手が右前安打で出塁。甲斐選手が送りバントを決めると、今宮選手が四球、本多選手が右前安打で続き、1死満塁に。ここで主砲の柳田選手が値千金の一打を放った。

西投手が投じた初球、高めの真っ直ぐを弾き返す。打球は左中間を破り、2人の走者が生還。先制の2点適時二塁打に。ついに福岡ソフトバンクがリードを奪い、ここで西投手は降板となった。その裏、福岡ソフトバンクは守護神のサファテ投手が試合を締めくくって勝利を収めた。

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Full-Count 福谷佑介

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