福岡ソフトバンクが2年連続勝利か。オリックスが2010年以来の開幕戦勝利をつかむか

パ・リーグ インサイト

2018.3.30(金) 09:32

プロ野球ファンにとって待ちに待ったこの日がやって来た。プロ野球、2018年シーズンの開幕である。

連覇を狙う王者・福岡ソフトバンクは本拠地で2年連続の開幕戦勝利を狙う。一方、オリックスはオープン戦12球団最多となる22盗塁を記録するなど、積極果敢な足技を生かし、2010年以来の開幕戦勝利を目指す。そこで、両軍のオープン戦成績を振り返りつつ、今日の試合の注目ポイントをおさらいしていこう。

【オープン戦成績】
福岡ソフトバンク→5勝10敗1分
オリックス→7勝5敗2分

【昨季対戦成績】
福岡ソフトバンク→18勝、オリックス→7勝

福岡ソフトバンクの開幕投手を務めるのは千賀投手だ。侍ジャパンの一員として挑んだ3日のオーストラリア戦では、6者連続三振を奪う圧巻の投球を披露した。しかし、23日の広島とのオープン戦では右上腕の張りで3回48球で降板。状態が心配されたが、何とか開幕には間に合った。育成出身初の開幕投手という快挙に白星で花を添えられるか。

怪我人が続出した打線は、デスパイネ選手ら中軸の状態が良好。1番を務めた本多選手が3割7分近い高打率を残し、多くの出塁が見込めそうなだけに、上位で少しでも多くの好機を生み出したいところ。

対するオリックスの開幕投手は西投手が務める。オープン戦4試合に登板し、18回1/3を投げて1失点、防御率0.49と抜群の安定感を披露。自身初の大役になるが、チーム8年ぶりとなる開幕戦勝利に向けて、好投に期待がかかる。

打線では急成長中の宗選手に注目したい。オープン戦13試合でチームトップとなる打率.306と4本塁打を記録すると、50メートル5秒8の俊足を生かして4盗塁。さらに、今年から本格挑戦となった外野守備では、高い身体能力で好守を披露するなど、走攻守においてキーマンになりそう。若き新鋭がチームを8年ぶりの開幕戦勝利に導くか。

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